2019年5月13日月曜日

意外に多い40〜50代の妊娠 閉経前の避妊は避妊フィルム マイルーラがオススメ

 


現在日本では製造中止となっている「マイルーラ」。
その代替品 避妊フィルム「VCF」は海外ではまだ根強い人気があり販売もされています。
こちらの記事にあるように、失敗率(=妊娠率)はコンドームの9倍、18%と高く、一般的にはオススメできない避妊法です。
ですが私は、40〜50代(それ以上にも)に限って考えると、現実的な避妊法ではないかと考えています。(実際に使っています)
避妊フィルム マイルーラが40〜50代の避妊方法にオススメの理由をご紹介したいと思います。


まず、40〜50代という年齢はそもそも不妊治療が必要な年齢で、不妊治療を行ったとしてもその出産率は40歳で7.7%、45歳では0.6%しかありません。つまりかなり妊娠しにくい、50歳で自然妊娠ともなると奇跡とさえ言われるレベルです。
とはいえ、50代女性の出生数は52人(2015年)という資料もあり、自分がその52人の一人になる可能性はあり、そうならないためにも避妊は必要です。

ではどんな避妊方法があるのか考えてみましょう。

低用量ピル

最も確実な避妊方法の「低用量ピル」は40歳以上には血栓症のリスクが高くなるのでNG

コンドーム

一般的に避妊方法の「コンドーム」は、相手の男性も同年代の場合、そろそろ能力の衰えもあり、どうしても刺激が弱くなる「コンドーム」では最後まで至らないという人も多い。(私もその一人です)

パイプカット

確実な避妊方法ですが、手術が必要。

避妊フィルム マイルーラ

避妊率は低いがコンドーム同様に手軽。

IUD(子宮内避妊用具)

子宮内に装着する「IUD(子宮内避妊用具)」は一度装着すれば、数年にわたり避妊が可能なので、出産経験があり、長期の避妊を望む女性に適しているとされていますが、装着、除去には医師の処置が必要で定期検診も必要。

IUS(ホルモン付加子宮内避妊具)

IUD同様子宮内に装着する「IUD(子宮内避妊用具)」も一度装着すれば、数年にわたり避妊が可能ですが、「低用量ピル」と同じく40歳以上には血栓症のリスクが高くなる。

避妊パッチ

低用量のホルモンを放出するパッチを体に貼るだけで手軽ですが、「低用量ピル」と同じく40歳以上には血栓症のリスクが高くなるのでNG

避妊リング

低用量のホルモンを放出するリングを挿入するだけで手軽ですが、こちらも「低用量ピル」と同じく40歳以上には血栓症のリスクが高くなるのでNG

以上の理由から、40〜50代に適した避妊方法としては、妊娠率が18%と高いとは言え、元々妊娠率が7.7%以下と低い40〜50代にとっては、7.7%の18%で0.4%以下とピルやIUDと同等の低い確率になるため、避妊フィルム マイルーラは十分有効なのではないかと考えています。
実際に使って3年になりますが、失敗(=妊娠)もありませんよ。

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